千住桜木にある尾竹橋の袂から望む墨田川。左端には東京電力千住火力発電所、愛称お化け煙突がありました。四本煙突ともいわれ、見る角度、位置によって、煙突同士の重なり具合から1本から4本に見えたところから、或いは時々思い出したように巨大な煙突から黒い煙を吐くことからお化け煙突と命名されたとか。
建設:1925年 大正15年1月、廃止:1964年 昭和39年2月。「煙突の見える場所」「東京物語」等の映画で全国的に有名になりました。(曖昧ですが、「黄色いカラス」という映画にも出てきたような記憶がありますが、記憶違いかも知れません。)次のページに登場する旧・元宿小学校の校庭から見たお化け煙突はそれは巨大でした。風の強い日は、静かに揺れていたのを思い出します。煙突の清掃、塗装作業員の方が豆粒のように見えたのを覚えています。高さ83、8メートル、直径4、5メートル。

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