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◆前回紹介しました「マミヤ35オートデラックス2」。関西の修理屋さんに修理していただきました。昭和37年(1962年)発売、自分が中学2年の頃のカメラ。父が使っていたカメラ。このカメラ、当時何回か触ったことがありましたが、シャッターダイヤルを回すと、後ろの絞りダイヤルが連動したりして、自分にはどうやって撮るのか難しすぎて、当時、自分がこのカメラで写真を撮ったか、はっきりとは覚えていません。写真機は大人が使う高価なものだというイメージもあったような気がします。父はこの後、ニコンEM、F3、F601を購入したようです。私が初めてカメラを買ったのはリコー500GSで、就職して3,4年目のことです。 ▲シャッタースピードが1/500、絞りが16しかないので、日中ではISO100のフィルムぐらいしか使えません。48ミリF1.7の性能は生かされません。順光ではよく写りますが、フードなしでは逆光、斜光にはフレアー、ゴーストが出てかなり厳しいですね。フード付けても今のカメラのレンズのようにはいかないような気がします。撮り比べて見ると、今のカメラ、レンズがいかに便利で優秀であるかがわかります。それでもこういった昔のカメラには、何か心惹かれるものがあります。今の高性能、便利なカメラにはない、金属カメラのずっしりとした重み、気品、けなげさ、温もりを感じながら、撮影するのも違った楽しみがあります。宝物にでも触れるようについ丁寧に、大事に扱ってしまいます。そんな雰囲気が金属カメラ、クラシックカメラにはあります。フィルムを入れ、カウンターのスタート1が出るまで何回か巻き上げ、光を読みながら、シャッターダイヤル、絞りダイヤルを回し、二重合致式のファインダーでピントを合わせ、シャッターを押し、巻き上げレバーを巻き、フィルムが終わったら、巻き戻しクランクでくるくる回していきます。いろいろ不便、制約があるので、実用、作品作りに使うにはちよっと微妙ですが、撮影自体、写真機自体を楽しんだり、昔に思いを馳せたりすることが出来、なかなか味わい深いものがあります。ある意味、贅沢で粋な時間が流れていきます。リコー500GS、オリンパス35Sとともに、時々、使おうかと思っています。父と母ゆかりの浅草を、今度このカメラで撮りに行きたいですね。
◆「坂の上の雲」、「JIN−仁」、「不毛地帯」、「外事警察」、「新・三銃士」を楽しんでいます。「坂の上の雲」は文庫本で読書中。主役は勿論ですが、準主役の女優陣、菅野美穂(坂の上の雲)、中谷美紀、綾瀬はるか(JIN−仁)、和久井映見(不毛地帯)、石田ゆり子、尾野真千子(外事警察)の活躍、好演にも目が離せません。(2009、11、30)
「’09秋」 ◆最近、久しぶりに、遠ざかっていたモノクロ写真、撮り始めました。現像もプリントもしています。フィルムは冷蔵庫に大量に入れてあったのを使ってます。そんなに勘は狂っていないようです。それでも、忘れていることが多く、引き伸ばし機の電球が点かなくて、焦ったり、困ったり。複雑に入り組んだ電源コード、コンセント、スイッチを落ち着いて調べてようやく点灯。遮光モルトがべたついていたので、カメラ用モルトで張り替え。やはり自分で撮影して、現像して、プリントするのは大変ですが、いいものです。情熱、気力、体力がいります。試しプリントはネガをスキャナーで取り込み、インクジェットプリンターですることもあります。もう一つは、ラボにカラープリントで出すのも面白いです。先日、初めて試しみに出してみました。色味は、薄紫がかっていて、モノクロとは言い難いですが、案外これはこれで 別世界の雰囲気で、写り具合を確認するにはいいですね。 ◆新しく二台のカメラが加わりました。一台は、ネットオークションで入手したオリンパス35S(45ミリ、F1.9。他に45ミリ、F3.5、48ミリ、F2.8、SUは42ミリ、F1.8の機種も)、昭和31年 発売。53年前のカメラです。露出計付いていません。まさに金属カメラ。ずっしりと重く、気品、存在感があります。金属の輝きはやはりいいですね。距離目盛りがフィート表示。もう一台は、父の形見のマミヤ35オートデラックスU(48ミリ、F1.7)、実家に眠っていました。昭和37年発売。レンズ絞り羽、開閉せず、シャッターと絞りリングがかなり固い、ファインダーの曇り、セレン露出計動くものの不正確。あの世で父はそんなカメラの修理に大金使うことないよと言っていそうですが、いろいろ考えた末、専門業者に修理を依頼。シャッターと絞りが連動する複雑な構造(ライトバリュー方式)をしていて、1軒の業者では無理と言われました。このカメラの修理が完了したら、このカメラで父ゆかりの浅草を撮りに行こうかと思っています。(カメラの写真と説明は次回) ◆親戚の墓参りに名古屋(知多半島と岐阜県境)に行って来ました。切符を買って新幹線に乗るのは25年ぶり以上のこと。帰りは、夜の8時半を回っていて、名古屋で一泊するか、帰るか迷いましたが、運良く一部屋空いていたビジネスホテルを探して、 一泊。格安で朝食サービス付きでなかなかよかったです。翌朝、朝食後、GR10で近くを散歩がてら撮りに行きましたが、帰りは道に迷ってホテルになかなか帰り着けくなったのにはちょっと焦りました。名古屋駅から新幹線に乗り、大阪へ。定番の道頓堀、中之島、通天閣、新世界に行き、F3、AF28−70で写真を撮りに行きました。大分撮りました。通天閣にも初めて上りました。たこ焼き食べましたが、熱いのなんの。中之島の栴檀木橋(せんだんのきばし)からの川の眺めはなかなかの景色。現像が楽しみです。いずれ載せたいと思います。 ▲1泊2日の小さな旅でしたが、中身のいっぱい詰まったいい旅になりました。とにかく人に聞きまくりました。30名以上の方々にお世話になりました。感謝。大阪の市営地下鉄の構内の案内地図を見ていたら、ベージュの制服を着た若い女性が近づいてきて、どちらへ行かれますかと声をかけられたのには、ちょっとびっくり。地下鉄の案内係が、大阪にはいるんですね。東京にはああいう案内係いるのかなあ?いろいろ教えてくれました。名古屋駅のタクシーの運ちゃん、乗らないのに、ビジネスホテルの場所を教えてくれました。知多半島での墓参りの帰りに、荷台に伐採した木を積んだ古い耕運機トレーラー(?)に乗って、坂道を下りていくおじいさんに出会いました。GR10で撮らせてもらいました。なんと89歳とか。親戚のお二人をベッサR(35ミリ)とGR10で、撮りました。なかなかよい写真です。二台ともコンパクトで優秀なカメラです。(一眼レフの単レンズと比べても遜色ありません。) ▲庭の蜜柑、大分色づいてきました。いつ食べるか考え中。 ▲この頃なぜか塩鮭の切り身を食べることが増えました。レンジで約2分。(2009、10、31、時々修正加筆)
「二台の古いカメラ」 ◆今持っているカメラの中で新品で購入して、ずっと持ち続けている古いカメラがあります。リコーのコンパクトカメラの500GSとペンタックスの一眼レフカメラのKMの二台。KMは保証書が残っており、1975年(昭和50年)12月7日に東京の足立区千住の緑屋北千住駅前店で(旧イトーヨーカー1号店の道路反対側)、50ミリF1.4と併せて買っています。500GSは記録が残っていませんが、KMより1、2年早くこれも北千住の別のカメラ屋さんで買ったと記憶しています。(1973年3月発売)34,5年も前のカメラです。KMで撮った写真はこのHPで既に何枚か載せています(猫とトマト)。 500GSは先月の動坂の1枚目のフリーウェイの写真を初めて載せました。今までいろんなカメラを手にし、そして手放してきましたが、この二台だけは手放さずに手元にあります。KMを買うとき、上位機種の絞り優先のK2が本当は欲しかったのですが、その頃の給料ではとても買えませんでした。でも機械式シャッターのKMだから今でも使えるのかも知れません。ペンタックに限ればSFX, LX, K2, ME,Z1も使ったことがありますが、今はありません。(ほとんど秋葉原の「カメラのにっしん」に委託で売却、「カメラのにっしん」も、もうありません。) ◆二台ともその時々、いろんな場面で活躍してくれました。特にKMは、写真を専門にやる以前から生活の実用機として使ってきました。両親、飼っていた猫、庭の花々、近所のスナップ、教員時代の遠足、移動教室、修学旅行等のスナップ写真、集合写真(松本城を背景にしたクラス記念写真を全クラス、写真の怖さを知らないまま、大胆にも手持ちで撮ったこともありました。)、運動会の写真、生徒の日常などを撮りました。500GSの方は、コンパクトさから旅行時によく使いました。浜名湖、名古屋、仙台、北海道、新潟、湯西川等の写真が残っています。 ◆最近、この二台を時々使っています。やはりノスタルジックな愛着があるんでしょうか。500GSはカメラケースに入れていたせいでなかなかきれいな状態を保っていました。残念なことにセルフタイマーノブがなくなっていましたが、ジャンク品をネットで手に入れて自分で付け替えました。この二台と父の形見のF3とF601は壊れても手元に置いておくつもりです。 カメラ、レンズを久しぶりにじっくり清掃してみようと見たところ、かなり汚れていたのもあり、ひどいものありました。いろいろ悩んだ末、これからも使うであろうニコンF3二台、F4のオーバーホール、Ai35ミリf1.4のカビ清掃 、ブロニカRF645の巻き上げレバー修理、α9の常用レンズタムロン28−75ミリf2.8のカビ清掃を専門業者とメーカーに依頼しました。かなりの出費になりました。あと何年撮れるかわかりませんが、時々順番に使いたいと思います。これを機に併せて防湿保管庫も購入しました。
愛着のある1号機も、ペンタックス専門の修理店に本日オーバーホールを依頼しました。1年に何回か使ってあげようかと思います。 ◆最近のKM、500GSの件でわかったこと、再確認したこと、興味がわいたこと。 ・機械式シャッターカメラがある意味、素晴らしいこと。電池がなくてもシャッターが切れ写真が撮れます。今のカメラは一部を除いて電池がなくなるとただの箱になります。 ・内蔵露出計が駄目になっても、機械式シャッターカメラは修理して使えば長く使えること。 ・いまだにニコンF、F2のアイレベル(露出計がない)、ペンタックスSP、SL(露出計がない)、MX等が人気があること。 ・内蔵露出計がなくても(壊れていても)、人間露出?(勘露出)で戸外では充分撮影できること。(リバーサルフィルムは不適)しかも案外素早く撮れること。(シャッター速度1/1000カメラはISO100フィルムがいいですね) シャッターと絞りの関係、EV値、ISO感度の基礎知識は必要。アンダー気味の露出計カメラは、ISOで修正。例えば2段アンダー気味ならISO100ならISO400に感度を上げる。或いは絞りやシャッター側で修正。(上の表参照してください。) ・ネットサーフィンすると、熱心な古いカメラマニアの方のサイトをいくつも見ることが出来ました。(参考になりますね。) ・古いAF一眼レフカメラの安いこと。電子シャッター搭載カメラも一部を除いて安いですね。(F3、F4も) ・露出計を付けないニコンF,F2アイレベルとペンタックスSL に興味があります。あとペトリカメラと500GSの時代の各メーカーのコンパクトカメラ。オリンパスペンとか。銘機が多かったようです。ペトリカメラは高校時代、ペトリの工場脇(足立区梅田)を、3年間通ったことで。ペトリは1977年(昭和52年)に倒産。(その後のペトリについてはWiki参照) ・500GSは驚くことにmade in taiwan,今持っているGR10もmade in taiwan、R10はmade in chinaです。 ※500GSとKMの仕様、特徴、使用感等については 、別の機会があれば触れたいと思います。11月予定の「工場街」では主にKMで撮った写真を載せたいと思っています。(2009、9、30、時々修正加筆)
「’09、7月」 ◆今年も庭の蜜柑、10数個実をつけています。春にかなり短く枝打ちをしたので心配しましたが、実をつけてくれました。冬が楽しみです。 ◆家に住んでいる虫を写真で撮りました。家蜘蛛(ハエトリグモ?)とカマドウマ(竈馬、別名:便所コオロギ)、二匹とも時々姿を見せてくれます。ハエトリグモは網を張らない徘徊性の蜘蛛で蠅などの小さな虫を食べる益蜘蛛らしいですね。すばしっこい動きをします。カマドウマは雑食性で、ジャンプ力がものすごいです。台所、トイレ、洗面所に住んでいるようです。竈(かまど・・・・今の台所)付近によくいて横顔が馬に似ていて、しかも跳びはねるので名付けられたとか。カマドウマは愛嬌があります。続けて読んだり、カマ・ドウマと読むと外国名の虫に聞こえます。「カマド・ウマ」です。(写真↓) ◆「延喜式祝詞講」なる本を、39年目にしてようやく読み終えました。難解な本でいつかは読もう読もうと何度も挑戦しては挫折してそのままにしてあったのを、なぜか二ヶ月前から読む気になり、ようやく読み終えました。読み終えたときなぜかじーんとくるものがありました。著者は恩師・金子武雄先生で、大学で、万葉集、古事記、卒業論文(「山部赤人の研究」)をご指導していただきました。小柄で温厚な先生で、真摯に懇切丁寧に講義をされていました。卒論の口頭試問で格別のお褒めの言葉をいただき、その後の大きな励み、支えとなりました。大学四年生の時、神田で購入しました。これを機に、金子先生の他の本ももう一度、或いは新たに読もうと思っています。日本のことわざの研究、普及でも業績のあった先生です。「日本のことわざ」(大修館版)という書物で「虻蜂とらず」の由来を明快に説明されています。虻も蜂も捕ろうとして二匹とも逃げられたのは巣を張って獲物を狙っていた蜘蛛であろうと説明されています。「はっても黒豆」もこの本(大修館版。一般向けの現代教養文庫には残念ながら載っていません。朝日文庫版にはあり。他は未確認)で知りました。部屋の隅っこに黒い丸いものが見えるが、はっきりしない。一人は、「あれはだんご虫だよ」といい、もう一人は「あれは黒豆だよ」と言い合っていると、黒い丸いものが動き出す、もう明らかに虫のはずなのに、黒豆だと言った一人は、「黒豆だ、黒豆だ」と最後まで言い張って自分の間違いを認めようとしない。そんな意味です。 ◆「日本のことわざ」は、今は絶版で新本は入手できないようですが、各出版社(大修館、社会思想社、海燕書房、潮文社、朝日文庫など)からかなり長い期間出版され続けたので(※)、ネット等で探せば比較的容易に入手出来ると思います。ことわざの意味の解説にとどまらず、ことわざの由来、生まれた背景、人間、人生についての深い観察、洞察、生きる上での指針、ヒント、更にはことわざ自体への批判等まで、わかりやすい文章で簡潔明瞭に、実に小気味いいリズムで説明されています。すとんと心に落ちてきます。後でも触れますが、広範囲からの用例、引用の多さは、すごいの一言。 「延喜式祝詞講」、「続日本紀宣命講」、「上代の呪的信仰」とともに名著です。(「延喜式祝詞講」は名著普及会から復刻されました。「続日本紀宣命講」は東京図書出版、高科書店、日本書房より復刊。「上代の呪的信仰」も公論社より復刊。) ※手元にある社会思想社・現代教養文庫の「日本のことわざ」は、1969年初版第一刷発行-1996年初版第73刷発行とあります。社会思想社は2002年に残念ながら事業を終了しています。電子書籍版ですがインタープレイ社(紀伊国屋書店WebBook、eBookJapan扱い)で「日本のことわざ」「続日本のことわざ」が購入できるようです。文元社(紀伊国屋書店発売元)でも、オンデマンド版があるようです。(詳しくは直接問い合わせてください。) ◆金子先生の著作でいつも感心させられるのは、小さな言葉一つの読み方、意味についての考察でも、必ず裏付け、根拠となる資料、用例を膨大な他の文献の中から的確に、時に何例も示され詳細に丁寧に説明されたことです。自説を展開される場合でも、今までの先人及び同時代の学者の説を比較検討した上で、裏付け、根拠となる資料、用例を挙げ、論理的、実証的に簡潔明瞭に自信を持って説明されたことです。(あの学識、造詣の深さにはいつも驚嘆させられます。) ※金子先生の研究の基本姿勢が下記の二冊の序文によく表れています。 ・「本書は、延喜式祝詞を、言に即して理解しようとしたものである。言ひ変へれば、厳密な註釋的研究の上に立って、延喜式の本質を究めようとしたものである。」(「延喜式祝詞講」序より) ・「一、本書では、所論の資料をなるべく多く引用し、時には重複をいとわなかったところもある。それはできるだけ文献そのものに真実を語らせようとしたためである。 一、本書の研究はもっぱら当代の文献だけを資料としている。もとより、これだけでは必ずしも充分でないところもあろうし、いずれは考古学・民族学・文化人類学などの助けを解明せられることもあるであろう。しかし、文献による研究はやはり、もっとも根本的なものであろうと信じている。」(「上代の呪的信仰」まえがきより) ▲現在所有の金子先生著作 「続日本紀宣命講」(昭和16年、白帝社)、「延喜式祝詞講」(昭和26年、武蔵野書院)二冊所有、「日本のことわざ」全5巻(昭和34年、大修館)、「日本のことわざ」「続日本のことわざ」(昭和48年、社会思想社・現代教養文庫)、「上代の呪的信仰」(昭和43年、新塔社)、「小倉百人一首講」(昭和41年、石崎書店)、「称詞・枕詞・序詞の研究」(昭和52年、公論社)、「西鶴置土産新解」(昭和37年、白帝社)、「西鶴織留新解」(昭和44年、白帝社)、「古事記神話の構成」(昭和38年、桜楓社)、「万葉短歌百首」「(昭和52年、公論社)、「万葉 大伴旅人」(昭和57年、公論社)、「万葉 悲劇の中の歌」(昭和54年、公論社)、「万葉防人の歌」(昭和54年、公論社)、「万葉 高橋虫麻呂」(昭和52年、公論社) 金子武雄 (1906−1985、新潟県出身)、昭和8年東京帝国大学国文科卒業、旧制第八高等学校、旧制東京高等学校教授、東京大学教授、退官後、駒澤大学、昭和女子大学教授、東京大学名誉教授。 ▲NHK放送中の「陽炎の辻3」(土曜日夜7:30)の霧子役の佃井皆美(つくいみなみ)の殺陣(たて)はすばらしいですね。いつも感心して見ています。あの素早い巧みで的確な動きはすごいの一言。土曜日夜7時30分放映。本日放映。あと二回です。”Happy Days2”佃井皆美のオフィシャルブログ公開しています。 ▲日高市にある高麗神社に初めて立ち寄りました。なかなか雰囲気のある神社でした。民俗学者で歌人の折口信夫(釈迢空)の歌碑がありました。「山かげに獅子笛おこる しし笛は高麗の昔を思へとぞひびく」 文学散歩で有名な野田宇太郎の高麗の「家系図」を詠んだ詩碑もありました。 ▲以前撮った写真で、そのときはたいして気にも留めなかった写真が、HP作業中にネガを探していて、改めて見直すと時々いい写真だなあと思える写真が見つかることがあります。今回は二枚。街20(由比ヶ浜)の9枚目(浜辺で網引きをしている人々)と13枚目(キケンと書いてある立看がたっている岩場)の写真です。 (2009、7、31、時々修正加筆)
「ベンリイCD125T(1)」 ◆ずっと気になっていて、いつかは乗りたいと思い続けてきたホンダの実用車CD125Tをようやく手に入れました。2001年に製造された排ガス規制クリア最終モデル(JA03)です。(2003年頃には騒音規制クリア出来ずに製造中止へ 。) タイムスリップしたかのような昔風の質実剛健、頑丈なオーソドックスなオートバイです。CD125には1950年代、60年代のオートバイの雰囲気、匂いが漂っています。 源流は、ホンダサイトの広報プレスライブラリーによればC90、C92(125CC、並列二気筒OHC)に行き着きます。実用車、スポーツバイクの種類分けが確立していない混沌とした黎明期の伝統を色濃く残している最後のオートバイだから、今のバイクにはない何か人を惹きつける魅力があるんでしょう。人々が機関車のSLに惹かれるのと似ていますね。一方、名車カブは50年間基本設計、独特のカブスタイルを変えることなく庶民の足としての実用車として輝きを放っています。 ・妻夫木聡主演の「涙そうそう」の映画の最初の沖縄の市場の場面他で、妻夫木聡が運転しています。 ・片岡義男の小説「彼のオートバイ、彼女の島」にもCD125(ベンリイ)の描写があります。(角川文庫、P127〜P133。)カワサキの650RS W3と対比して登場してきます。オートバイ好きの主人公が、彼女のミーヨの島に初めて渡ったとき、彼女の実家の納屋に停めてあった一台のCD125の後ろにカワサキをセンタースタンドを掛けて停めるとあります。 物語では、ミーヨは小型二輪の免許は既に持っていてCD125を相当乗っていたらしいことがわかります。夕方の中学校の校庭で、彼に無理矢理せがんでW3を初めて運転したミーヨのうまさに主人公の彼が舌を巻くくだりがあります。 ◆(※因みにカワサキでは30代の頃、Z400カスタムという並列OHC二気筒バイクに約4万キロ乗りました。高速で飛ばすと白煙をふき、オイル補給が必要でした。最後はベアリング摩耗等によりリヤホイールがぶれるようになり、手放しました。通勤、買い物、実家へ、ツーリング、ギターレッスン、街散歩と、とにかくよく乗りました。新車で買って、途中で浮気して手放し、2、3年後に同じバイク屋さんの二階に売らずにか、売れずにか、飾ってあったのを買い戻して再び乗った不思議なバイクです。自分が小さい頃過ごした名古屋までひたすら国道1号線を走ってくれた思い出のバイクです。その後四日市まで足を伸ばしました。) (※カワサキ650RSW1、W3の源流は、メグロスタミナK1、K2→英国BSA A10) ※千葉の小湊鐵道の保安・作業用のトロッコ(軌道オートバイ)に黄色いCD125Tが使われています。前後の車輪、サス等取り外されて、トロッコの上に固定された状態で、トロッコの後輪にチェーンで駆動して走っています。5月と11月に体験運転のイベントがあります。(テレビの旅番組で放映されたのを見たことがあります。) ◆納車の日(夕暮れ時、日はとっぷりと暮れていました。)、初めてCD125にまたがった時、何とも言えない不安、恐怖が襲ってきました。最近まで乗っていたバイクはCB400SS、XT250Xなので、「これに乗って暗い中、車の多い幹線道路を家まで無事にたどり着けるか?」の言葉がよぎる。 何しろ基本設計が古いバイクです。今のバイクのようにはいきません。 前後ドラムブレーキの効きの悪さ、右足のブレーキペダルの位置の高すぎ、(これは調節が出来ないらしいです)、ウインカーボタン操作のしづらさ(位置が高い、左右スライド式手戻し)、クラッチレバーの握り具合の微妙な違和感、ミラーの振動、中古バイクの特有の癖・・・戸惑いました。 最大の難関はクラッチレバー付きのシーソー式ロータリーミッション。左足で踏み込んでシフトアップする。カブ90カスタムでシーソー式自動遠心クラッチ(停止時のみロータリー。走行時はニュートラルには入らない。この技術は優れもの)には慣れてはいるものの、クラッチを握るとついロードバイクのつま先でけ上げるリターンミッションの癖が出そうになり非常に怖かったですね。一番の恐怖は、5速(OD)で走行時、メーター内に黄色いランプが点灯するものの、うっかりするともう一段踏みそうになります。中高速走行でこれをやると、ニュートラルに入り、頭が混乱、パニックになって踏み込んだら1速に入って転倒の危険があります。 家に帰り着くまで5速に出来るだけ入れないようにしました。車がビュンビュン走る暗い道路の車線変更の恐いこと。 少し慣れた今、信号間近の中低速でうっかり5速から踏み込むことがあります。駆動がなくなるのでスーッと軽くなるのであれ?と気づきます。落ち着いて、かかとで5速に戻します。焦ると危ない。 中古でも新車でも初めて乗る場合は、明るい時、車の多くない道で乗った方がいいとつくずく思いました。CD125のように慣れないチェンジ方式のバイクは特に。 ◆1966年にCD125として初代登場。CD125Tになったのは1977年 。1984年に最終モデルとほぼ同じスタイルに。(クロームメッキのタンク、タンクパット、エンジンの形状等) 1987年に4速から5速(OD)に、インジケーター点灯。 今回は「バイク散策」のページでCD125Tだけを撮った写真、更新しました。 東京電力の黄色いCD125、酒屋さん、クリーニング屋さん、本屋さんのCD125が昔はよく走っていました。町工場では重い荷物を運んだCD125が活躍していました。サイドカーの畳屋さん、道具箱を荷台にくくりつけた大工さんも走っていました。最近はほとんど見なくなりました。郵便屋さん、新聞屋さん、そば屋さん、坊さん、銀行屋さんはカブ系ですね。カブ90も生産中止されました。(ヤマハのメイトシリーズも全撤退、スズキのバーディ90も)最近はヤマハの実用スクーターGEAR(50CC)をよく見かけます。新聞屋さん、そば屋さんも使い始めています。ホンダのジャイロは、ヤクルト宅配、ピザ屋さん、花屋さんが多いですね。 ◆少し慣れた今、CD125に乗っていて、何とも言えない温かな何かが伝わってきます。始動、暖気の5分間もそんなに苦になりません。アクセルを軽く煽って、エンジン音を聞きながら、チョークノブを少しずつ戻していくのも案外いいものです。欠点があるものの乗っていて楽しい、味のあるオートバイですね。元気ならCD125に乗ってのんびりとどこかへ行きたくなります。 小さい排気量で、重い車体(142キロ)をけなげに、黙々と走らせてくれます。本当に静かなエンジン音です。イメージとしては鉄馬ならぬ「鉄ポニー」、頑丈なイメージで「鉄農耕馬」か。「一生懸命がんばってるよ、もっと速く走れるよ」と聞こえてきそうです。 (2009、2、28、時々修正加筆)
「ベンリィCD125T(2)」 ◆始動はすこぶるいいですね。但し、暖気に5分以上かかります。暖気をあまりしなくてもすぐ走れる今のインジェクションバイクとは大違いです。慌ただしい通勤、通学には向かないでしょうね。 チョークをいっぱい引いて、本当に小さなかわいいセルボタンを押すとシュルルルルとエンジンがかかります。パラパラパラパラパラと軽快なアイドル音を奏でます。チョークノブには二カ所の段付き(引っかかり)があります。これは便利です。自然に戻るようなことありません。XT250Xはしばらくすると戻ってしまうことが多かったです。最近はアクセルを煽ることなく、ノブだけでアイドリングを安定させます。 ◆長所 ・シート高が低い。分厚いシートで尻が痛くならない。(SR125Bのシートも良かった。)シート高が低いと、Uターンとかしやすい。ポジションがいい。乗りやすい。長く乗ってもあまり疲れない。(自分がバイクを選ぶときに最も重要視するのがこれです。) ・オーソドックスで上品なスタイル。(特にクロームメッキのタンクとタンクパットは二重丸、すーっと伸びた二本マフラーも) ・頑丈なボディ、スチール製の前後フェンダー、大きく頑丈な荷台、長いフック6本。 ・エンジン音が静かで、音質も上品。(パラレルツイン) アクセルをひねるとブオ〜ンともっさりと走り出します。その後、ブーンに変わり、60キロを超える辺りからはワオ〜〜ンとスポーティな音に変わります。これが伝統のCBサウンドなのかも知れません。 動画投稿サイト you tubeでCD125で検索すれば聴けます。映画「涙そうそう」のDVDでも聴けます。 ・必要十分な馬力、トルク。トリップメータがついている。5速インジケータ(警告灯) がついている。 ・燃費はカブには劣るものの非常にいい。(町乗りで35前後) 200キロを目安に給油。(リザーブは3L) ・乗っていて楽しい。(50キロぐらいでのんびり走るのがいいですね。気負って飛ばす必要がなく、他のバイクに抜かれても気にならないまったりした雰囲気があります。大きな美点です。) ・重い割に取り回しが楽。センタースタンド、キックがついている。 ・キャブレターが1個でアイドリングが安定、調整しやすい。プラグ、バッテリー、エアクリーナー等、整備しやすい。 ・クラッチレバー付きシーソー式ロータリーチェンジは慣れると便利ですね。5速で信号手前で、一段踏めばすぐニュートラルに入り、信号が変わったらクラッチを握って1速で発進。ロードモデルのリターンはトップから一段ずつ戻さないと行けないので大変は大変ですね。ロータリーはリターンに比べ足が疲れないですね。 ▲カブ90の時は三速(トップ)からの(停車時)ニュートラルはあまり使いませんでした。かかとで1速までシフトダウンして待つことが多かったです。ニュートラルでうっかりアクセルを吹かしてローに入れたら、ウィリーして車体毎吹っ飛びます。(CD125はクラッチがあるのでこの危険はありません)昔知人のダックスで二回痛い目に遭っています。ダックス再販したら、人気が出るでしょうね。それにしてもホンダは面白いバイクを造ります。ゴリラ、モンキー。モトラ、モトコンポ、PS250、ロードパルなども。ロードパル、自転車代わりに一台欲しいですね。 ・所有する喜び。骨董的価値。旧車イメージ。1950年代、60年代の設計の伝統を体感出来る。設計者、製作者の思いに触れることが出来る。当時のことが何かの折にふっと蘇ってくる。 ◆短所 ・結構人気があって盗まれやすいとか。 ・中古市場では程度のいいのは高い。(国内だけではなく海外でも人気、需要があるようです。バイク店向けのオークションではせり上がるらしいです。) ・部品の供給不安。部品代が次第に高くなる。熟練のバイク屋さんが廃業すると、修理が難しくなる。 (参考)ウインカーブザー・・・1984年、1、700円、2000年、2、050円、2009年、2、540円 ・体力のない人には重いかも。(142キロ、ヤマハのXT250X/2006モデルは、120キロ) ・ハンドルロックが、キーシリンダーにない。車体右側にロックしにいかなくてはならない。たいしたことではないが不便は不便。(ロック解除しないまま暖気してしまうことが良くあります。) ・ヘルメットホルダーが奥の方にあり、メットの金具がなかなか入らない。カブも同じ。 ・スポーツ走行、峠攻め、スピードを出す人には、不向き。 ・出だしが遅いとか、非力とか言われている。(自分にはちょうどいいですね) ・暖気に時間がかかる。(嫌気がさして手放す人がいるみたいです。) ・ブレーキの効きがやや弱い。(飛ばさなければ問題なしか) ・後ろブレーキのペダルの位置が高すぎる。(足首が疲れる)普通はペダルの位置がステップの位置と同じ高さか、やや低めの方が操作しやすい。(最近は土踏まずから足裏前面辺りをステップに載せて操作しています。大分慣れました。) ・ホーン、ウインカーボタン、セルボタンが小さい。左部分の位置も微妙に違和感。(CDは上からウインカー、ホーン、ライト上下、今のバイクはライト上下、ウインカー、ホーンが多い。)ウインカーの操作がしづらいですね。 ・鉄を多く使っているので錆びやすい。 ◆最終モデル(2001年1月15日発売)/排ガス規制クリア 型式BC−JA03 全長×全幅×全高(m) 1.980×0.780×1.050 シート高(m) 730 車両重量 142キロ 最小回転半径 1.9m 最高出力 11PS/9,000rpm (前モデル 12PS/9,000rpm ) 最大トルク 1.0kg・m/6,500 rpm (前モデル 0.96kg・m/7,000 rpm ) 燃料タンク容量(L) 10(リザーブは3L) クラッチ付き、シーソー式ロータリー五速 セル、キック併用 ▲☆ウインカーブザー音(カチカチ音)とサイドスタンド警告灯が省略されています。 カチカチ音、うるさいけどあると便利です(カブ90と同じ)。警告灯の代わりに、サイドスタンドを出したままローに入れると停まるようになっています。(スペイシー125は、サイドスタンドを出したままではエンジンが始動しません。センタースタンドを掛けるか、またがった状態で更にリアブレーキを掛けないと始動しません。安全を考えてのことすが、めんどくさいことはめんどくさいですね) 排出ガス浄化装置のエキゾースト・エアインジェクションシステム(二次空気導入装置)が追加されている。(だいぶコストが掛かっているようです。) ☆兄弟車にCM125T、CB125T、このエンジンをボア、ストロークアップしたのが、LA250、レブル、CD250U、ナイトホークらしいですね。 ※この雑記で紹介しました「モヤモヤさまぁ〜ず2」(テレビ東京)が木曜日深夜(実際は金曜日午前0:12〜)に変更されました。各種DVDも発売されています。 (2009、3、31、時々修正加筆) 「’09新年、卵かけご飯」 ◆卵かけご飯を時々します。疲れたとき、おかずを作るのがめんどうなとき、肉、魚などが冷蔵庫にないとき、間違えてワンパック余分に買ってきてしまったときなんかに、作ります。手軽さ、栄養面でとても重宝しています。今日の昼に卵かけご飯を食べようと、丼のご飯に卵を割ってかけようとしたら、ラッキーなことに黄身が二つ入っていました。 本当に久しぶりで、早速デジカメで撮ってみました。Wikipedia で調べると実に事細かにいろいろ説明してありました。Wikipedia にはいつも感心させられます。正に集合知のすごさ、すばらしさです。それぞれの分野を得意とする庶民の専門家には脱帽。 Wikipediaによると、代表的な作り方が紹介しています。 ・卵を小鉢に割り入れる。 ・ 少量の醤油をかける。かき混ぜる。 ・醤油が多くて少し黒くなっても大丈夫。 ・飯の上に窪みを作る。 ・窪みに、溶いた卵を流し込む。・よくかき混ぜて、完成。 ▲私の場合は直接、ご飯の入った丼(飯茶碗一膳分)に直接卵を割って、かけ、醤油を入れてかき混ぜます。海苔を入れることもあります。朝食はいつもご飯に目玉焼き、海苔、ヨーグルト、野菜ジュースなので、その日は二個食べることになります。 ◆最近、アナログテレビ(電波障害共聴アンテナ)の映りが急に悪くなったので、地デジのアンテナをベランダに自分で立て、地デジを見ていますが、地デジの映像は恐ろしくきれいですね。(電気屋さんに見積もって貰ったら瓦が古いと割れてしまうので、瓦を葺き替えてからの方がいいですよと言われ、瓦屋さんに見積もって貰ったら60万円ぐらいですねと簡単に言われ、それは無理なので、自力で。)アナログ終了時期には、大規模ないろいろな混乱が予想されます。 NHKの大河ドラマ「天地人」の第一回を見ましたが、なかなか良かったです。素晴らしい景色とともにも子役の二人には感動。土曜日の再放送は録画しようと思っています。後々まで語り継がれる初回の様な気がします。二回目以降も期待したいと思います。 年末放映のテレビ朝日の観月ありさ主演の「肉体の門」も楽しめました。 三枚写真載せます。 ◆今年も月一で更新の予定です。本年もよろしくお願いいたします。(2009、1、6)
「モヤモヤさまぁ〜ず2」 ◆テレビ東京、金曜日深夜(実際は土曜日午前1:00頃)の30分番組。偶然、見てしまいました。さまぁ〜ず、大竹、三村と大江麻理子アナがいろんな街の路地裏を目的もなく、行き当たりばったりにのんびり歩きながら、にやっと思わず笑ってしまう怪しげなもの、くだらないけど、何となく心惹かれるもの、マイナーでスポットライトをまずは浴びることのないものだけど、なぜか気になったり、懐かしくなるものを気軽に、遊びながら紹介するまったりした、ショート街歩きバラエティー。三人の台本のない(?)、普段着のトーク、仕草、行動が魅力的。街で出会った人々との心温まるやりとりも絶妙。登場してくる人々も素朴で懐かしく温かい。 結構こだわり、ポリシーを持っている人もいて感心することも。撮影の脇を通り過ぎる人々も大して気にもとめていないのも不思議で面白い。大江アナの天然ボケ、リラックスした自然体はいいですね。さまぁ〜ずのスケベ心にも寛容。それでいて、美人で品がある。ニュース読みもうまい。テレビ東京の女子アナは総じて、のんびりしていて気負っていないのがいいですね。オープニングベル(月〜金、8:45−9:25)の末武里佳子も面白い存在。にこやかに、さわやかに番組を進める実力アナ。時々ずっこけるのも愛嬌。相方の池谷亨もお茶目でユニークなキャラの持ち主。笑顔美人の松丸 友紀もいい。アナウンサーの技量もなかなかで、謙虚、控えめなところがいいですね。 ◆マイナーながら結構人気番組になりつつあるみたいです。この番組で紹介された「ねじキューピー」人気沸騰中。DVDも。ナレーターの話し方も独特でおもしろい。このナレーター、実は、PENTAXの音声ソフト、「ショウ君」だそうです。 この番組の撮影、自分がカメラで街を撮るときの撮影スタイルと似たものを感じます。足の向くまま、気の向くまま、目に飛び込んでくる心惹かれるもの、心に引っかかるもの、懐かしいものを撮っていきます。道を聞いたり、写真を撮らせてもらったりと、人との偶然の出会いもあります。 お薦めの番組です。深夜1:00は遅いので、録画で楽しむのもいいです。(2008、6、13) 「バンバン200」(VanVan200) ◆SR125に替えて、スズキの軽二輪車、バンバン200(05'モデル)を去年の9月に購入して、カブ90カスタムと交互に乗っています。 購入の理由:任意保険が思ったより安いこと、シートが分厚く乗り心地がよく、疲れにくいこと、ポジションが実用車的で、乗りやすいこと、125cc並みに軽いこと、最小回転が小さいこと、リヤキャリアがオプションにあること(現行車には現時点ではありません)、街乗り、遠出にも必要十分な性能があること、値段が安いこと、スタイルが思ったほど個性的ではないこと、欠点が若干あるもののSX200,ジェベル200、DF200と同じエンジンで実績があること、高速道路にも何かの折りには乗れることなど。(但し、最高速は、約110Kmぐらいで、余裕はないようです。) カブ90と同様、買い物、散歩目的の近くの公園までの足、撮影にと活躍してくれています。 隅田川の橋の撮影、墓参りにも何回か乗って行きました(往復約100キロ)。実用車の名車ホンダCD125の200版のような気分で乗っています。 (05'モデル) 空冷単気筒(199cm3)、5段リターンミッション、キャブレター仕様(現行新型車はインジェクション) 最高出力 12kW〔16PS〕/ 8,000rpm 最大トルク 15N・m〔1.5kg・m〕/ 7,000rpm 乾燥重量/車両重量 118kg/125kg、シート高770mm、最小回転半径1,9m(カブ90は1,8m) キャッチコピー: バンバン200。つまり、自由にイケルってこと! ◆長所・・軽くて取り回しが楽、Uターンしやすい、ポジションがいい(昔のCB250T、Z400カスタムと似ている)、シートが疲れにくい、冬でもほぼ一発で始動する(エンジンを切る時、燃料コックOFFに)、ヘルメットホルダーが使いやすい、ハンドルロックがキー一体型で使いやすい、中低速に結構力があって乗りやすい、必要十分な馬力でカブ90のようにがんばらなくても、車の流れに余裕で乗れる(性能的には、約カブ90二台分です。)、燃費が約30km/Lと比較的良い、エンジンの音量自体は静か(音質は好みですが、シャカシャカとやや小うるさい。)、スタイルがそこそこ個性的で愛嬌があるなど。のんびり、まったり走るにはいいバイクです。飛ばす必要がなく、他のバイクに抜かれても気にならない雰囲気があります。独特な形状のタンク、そのタンクまで覆う分厚く幅広のシート、幅広ハンドル、極太タイヤ、一升瓶の様なマフラーなどが、醸し出す愛嬌のあるスタイルからくるものでしょうか。のんびり走っても様になるのは、VanVanの美点かも知れません。 (バンバンの同系統のレジャーバイク、ホンダのゴリラ、モンキーが姿を消しました。寂しい限りです。ダックスには何回か乗ったことがあります。) ◆欠点・・クラッチが弱い、夏は熱ダレしやすい(空冷単気筒)、長時間、連続高速走行では、オイルが減りやすい、と言われている(04’モデルからメッキシリンダー採用。改善へ)。7.5Lの少ない燃料タンク、センタースタンドがない、トリップメーターがない(燃料の残量がわからない)、万が一の時のキックがない、太いタイヤのためほとんどのガソリンスタンドの空気入れが使えない(ENEOSのスタンドの空気入れは使えるとの情報あり?バンバン200では試していませんが、カブ90(前輪)では近所のENEOSで他のスタンドでは入らなかったものが入りました。よくセルフスタンドに置いてある小型持ち運び式空気入れの先端ノズルが確かに他のスタンドとは形状が違っていました。)・・・等 ▲どれだけ乗るかわかりませんが、しばらく乗ってみようと思っています。 ▲バンバン200と同じ系統のヤマハTW(200から後に225)が生産中止になりました。木村拓哉が常盤貴子と共演した2000年のTBSドラマ「ビューティフル・ライフ」でスカチューンされたTWに乗っていました。ドラマの影響でかなり人気が出て売れたようです。カスタム、スカチューンされたTWをよく見かけました。バンバン200はあまり見かけません。 ・ホンダのCB223Sが新発売になりました。このバイク、FTRをうまく流用してオーソドックスなロードモデルのスタイルに仕上げています。リアキャリアもキジマとタイアップして出しています。性能はバンバンとほぼ同じです(出力16PS、トルクが1.8kg・m)。このバイクも、実用的に乗りやすいバイクのようです。(2008,5,1) (追記:ホンダ二輪の営業担当によると、モンキーは復活し、CB400SSが、秋には生産中止とのこと。CL400に乗っていたので、セル付きのCB400SSに乗ってみたい気も。純正リヤキャリアがないのが残念。リコール後は出していません。2008,5,14)
「ベンジャミン」
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